月経の正しい知識を チアリーダーなどが勉強会

月経に関する正しい知識を学びパフォーマンスの向上につなげようと、ベガルタ仙台のチアリーダーたちを対象にした勉強会が開かれました。

仙台市で開かれた勉強会には、チアリーダーとマネジメントを務める男性職員のあわせて15人が参加しました。
最初に、どのくらいの女性が月経に関する問題で悩んでいるのかが解説され、日本オリンピック委員会が女性アスリートに行った調査で、回答した79人のうちおよそ8割の人が「競技に影響を及ぼした」と答えたことなどを紹介しました。
そのうえで、専門の医師が、周期を把握して症状が出る前に鎮痛剤を飲むことや、低用量ピルも正しく使用すれば月経を早めることができて、コンディションの調整に役立つことなどを説明し、男性職員に対しても「無理しないでね」とか「休んでいていいよ」など、体調を気遣って声をかけてほしいと呼びかけていました。
参加したチアリーダーは「イベントや試合と重なると、気分が落ちしてまうこともあります。自分で対策できることもあると知ったので、次から生かしていきたいです」と話していました。
男性職員は「女性は、なかなか自分から言い出しづらいと思うので、体調が悪そうなときは察して配慮していきたい」と話していました。