「一目千本桜」見頃に 空からの景色

「一目千本桜」として知られる県内有数の桜の名所、白石川沿いの桜並木が見頃を迎え、上空からは、川沿いが淡いピンクで縁取られるこの時期ならではの景色が見られました。

大河原町から柴田町を流れる白石川沿いにおよそ8キロにわたって続くおよそ1200本の桜並木は、「一目千本桜」と呼ばれ、毎年、花見のシーズンには20万人以上が訪れる、県内有数の桜の名所です。
ことしは例年より3〜4日早く、今月上旬に見頃を迎えました。
上空からは、川沿いをピンク色に彩る桜並木と山頂に雪をたたえた蔵王連峰を同時に眺めることができました。
また、歩道橋から桜並木を写真におさめたり、桜を見上げながら堤防を歩いたりして楽しむ様子も見られました。
JR東日本では、桜の開花時期に合わせて大河原駅と船岡駅の間で一部列車の速度を落として運行しており、車窓からゆったりと、桜並木を眺めることができます。
また、白石川の近くにある船岡城址公園でも、およそ1000本の桜が見頃を迎え、満開の桜の中をスロープカーで登ることができるほか、山頂からは「一目千本桜」を一望することもできます。
大河原町によりますと、白石川沿いの桜並木は今週末までが見頃だということです。
【問い合わせ先】
大河原町商工観光課 0224−53−2659