古代米使った新メニュー6日から提供 多賀城 東北歴史博物館

多賀城市が特産化に取り組んでいる古代米を使った新しいメニューが考案され、東北歴史博物館のレストランで試食会が開かれました。

これは、ことし創建1300年を迎えた「多賀城」を広くPRしようと、多賀城市などが企画しました。
3日は、東北歴史博物館のレストランに市や食品メーカーの関係者などが集まって新メニューの味を試食しました。
考案されたのは、県産の野菜をふんだんに使ったカレーやグリーンカレー、それに古代米の甘酒と牛乳で作ったソフトクリームの3品です。
ソフトクリームには古代米で作られたせんべいもトッピングされています。
古代米は赤みがかった色でプチプチとした食感が特徴で、試食した人からは食感がカレーに合うとか、ソフトクリームは米の甘みを感じられておいしいといった感想が出されていました。
地元で古代米を生産している農家の加藤真崇さんは「古代米の特徴が生かされたメニューで、とてもおいしかったです。多賀城が盛り上がるとうれしいです」と話していました。
新メニューは、多賀城市にある東北歴史博物館のレストランで今月6日から提供されることになっています。