サッカー元日本代表の平山相太さん 仙台大学の教員に

3日、県内各地の大学で入学式が行われました。
このうち柴田町にある仙台大学には、サッカー元日本代表で卒業生の平山相太さんが教員として採用され、入学式に参加しました。

柴田町のキャンパスで行われた仙台大学の入学式には新入生600人あまりが出席し、新入生の代表が「豊かな学生生活を送るよう努力します」と宣誓しました。
式には、大学の教員として採用されたサッカー元日本代表で卒業生の平山相太さんが(38)出席しました。
平山さんは、ベガルタ仙台などでプレーしたあと、引退後は仙台大学でスポーツ心理学などを学び、その後、筑波大学の大学院を修了して今月から仙台大学の教員に就任しました。
大学でサッカー部の監督を務めるほか、授業ではコーチングの指導などを行う予定だということで、平山さんは「母校に戻れてうれしい。現役時代にこうしておけばよかったと思うことがたくさんあるので、サッカー部の選手や学生たちに伝えていきたい」と話していました。
また、仙台大学には仙台育英高校で、去年、おととしの夏の甲子園で4番バッターとして活躍した齋藤陽さんが入学しました。
齋藤さんは野球部に所属しながら大学で子どもの運動や教育について学ぶことにしていて「大学でも日本一になれるように頑張りたい。野球と勉強の両立は難しいと思うが、どちらも手を抜かず、自分らしく頑張りたい」と話していました。