桜がお出迎え…仙台白百合女子大学で入学式

新年度2日目の2日、仙台市の女子大学で入学式が開かれ、咲き始めたばかりのサクラが新入生たちを出迎えました。

仙台市泉区にある仙台白百合女子大学では2日、サクラの花が咲き始めるなか、今年度、入学する119人の入学式が行われました。
式では、学生サークルの聖歌隊が聖歌を歌ったあと、イグナシオ・マルティネス神父が「希望と喜びをもって自分を信じ、道を歩んで下さい」と歓迎のことばを述べました。
そして、加藤美紀学長が、貧しい人々のために生涯を捧げたマザー・テレサがノーベル平和賞を受賞したあとにキャンパスを訪れて述べたという「みなさんは望まれて生まれてきて、愛されているからこそ、ここにいるのです」というメッセージを紹介し、「特別な使命を見つけられる喜びを大学でかみしめられるよう心から祈ります」と祝辞を述べました。
このあと学生たちは、クラブやサークルの説明会の会場に移り、先輩たちから活動内容などについて話を聞いていました。
新入生の1人は「4年間しっかり勉強して、自分の夢に向かって頑張りたいです」と話していました。
学生たちは、新型コロナの影響を受けた高校生活から打って変わり、制限のない環境で、勉強やサークル活動などに取り組んでいくことになります。
県内では3日と4日を中心に、このほかの大学でも入学式が行われます。