屋内に大型遊具設置の児童センターがオープン 利府町

雨の日でも子どもたちにのびのびと遊んでもらおうと、利府町では町内で初めて屋内に大型の遊具が設置された児童センターが1日、新たに開館しました。

新たに開館した施設、利府町中央児童センター「ぺあくる」は、雨の日でも遊べる場所がほしいという町民の意見を受けて設置されました。
1日は、地元の子どもたちなどおよそ250人が出席して開館式が行われ、熊谷大町長が「地域みんなで子育てをする拠点になるよう、発展させていきたい」とあいさつしました。
施設の1階部分には、町の特産品である「梨」の木をイメージした、ネットやロープを使ってよじ登って遊べる大型のアスレチック遊具が設置されているほか、車や動物などをかたどった木のおもちゃで遊べるスペースもあります。
また、屋外にはバスケットコートや障害のあるなしに関わらず誰でも一緒に遊べる「インクルーシブ遊具」が設置されています。
屋内に大型の遊具が設置された児童センターが開館するのは町内で初めてで、大型の遊具については、子どもの年齢に応じて遊べる場所が異なるということです。
施設のセンター長の永浜賢道さんは「さまざまな年齢層の子どもたちが一緒に遊べる施設が完成しました。子どもたちの居場所の一つになるような施設をみんなで作っていきたいと思います」と話していました。