楽天が開幕前に調整 今江監督“東北を盛り上げたい”

プロ野球、楽天はホームで西武との開幕戦を迎えるのを前に28日、調整の練習を行い、今江敏晃新監督は、「ファンと一体となって東北を盛り上げたい」と話しました。

昨シーズン、リーグ4位の楽天は、今江監督のもと11年ぶりのリーグ優勝と日本一を目指して、29日の開幕戦はホームで西武と対戦します。
チームは、28日午前10時から仙台市の楽天モバイルパーク宮城で調整の練習を行いました。
このうちプロ4年目で初めて開幕投手を務める早川隆久投手は、ウォーミングアップのあとにキャッチボールなど軽めの調整で登板に備えていました。
また、野手のキャプテンで、主力の浅村栄斗選手は、全体練習のあと、居残りでバッティング練習を行いタイミングの取り方などを確認しながら、広角に大きな当たりをみせていました。
練習のあと今江監督は、「楽しみと不安が入り乱れている状態だ。必死で戦っている姿をファンに見てほしい。ファンと一体となって東北を盛り上げたい。チームスローガンの“いただき”のように頂点の景色に向かいたい」と話していました。
また、開幕投手の早川投手について、「一本立ちして、チームを引っ張ってもらいたい。ここまでいい形できている。シーズンが終わって、開幕投手にしてよかったと思えるような投球をしてもらいたい」と期待を寄せていました。