SNSきっかけ2700万被害 詐欺で捜査

柴田町の40代の男性が、SNSを通じて知り合った女性にうその投資話を持ちかけられて、およそ2700万円をだまし取られ、警察が詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと、令和5年9月、柴田町に住む40代の会社員の男性は、SNSを通じて知り合った女性からメッセージで「損はしない」などと投資話を持ちかけられ、アプリをダウンロードした上で、指定された口座に5万円を振り込んだということです。
さらに、女性から「大きな取り引きに備えて資金を増やす必要がある」などと言われ、アプリ上では利益が出ているように表示されていたことから、話を信じて送金を繰り返してしまったということです。
その後、男性が資金を出金しようと「オンラインカスタマーセンター」に問い合わせたところ、「出金するためには口座の高級保証に合格する必要があり、認証金を支払う必要がある」などと言われ、現金を振り込みましたが出金できず、詐欺だと気づいたということで、あわせておよそ2700万円を振り込んでしまいました。
警察が詐欺事件として捜査するとともに、こうした会ったことのない相手からのもうけ話に安易に乗らないよう、注意を呼びかけています。