感染性廃棄物 許可取り消し後も保管で県が処理求める

加美町にある、病院などから持ち込まれた臓器や注射器といった感染性廃棄物の中間処理を行っていた事業者で、県の許可が取り消されて廃棄物の処理ができないまま保管が続いていて、県は別の業者に委託するよう求めています。

加美町にある「砂押プラリ」は、去年10月臓器や注射器などの感染性廃棄物を、許可を受けた方法以外で処理していたとして、産業廃棄物の処分などの許可を県から取り消されていました。
県によりますと、これにともなって、すでに運び込まれていた廃棄物の処理ができなくなり、いまも敷地内での保管が続いているということです。
県は、速やかな処理が望ましいとして、会社に対して別の業者に処理を委託するよう求めるとともに、持ち込んだ病院などに対しても引き取りを依頼していて、廃棄物は減りつつあるということです。
この会社は、70以上の病院などから感染性廃棄物の処理を請け負っていたということですが、許可が取り消される前にも、廃棄物の管理がずさんだなどとして複数回にわたって行政指導を受けていたということです。
「砂押プラリ」の代表を務めているという男性は、NHKの取材に対し「許可が取り消されてからは廃棄物を受け入れていない。処理できていないものは、病院や業者に処理をしてもらっているところだ」と話していました。