蔵王エコーライン除雪作業始まる 開通予定は4月26日

冬の間、通行止めとなっている宮城県と山形県を結ぶ観光道路「蔵王エコーライン」で、19日から開通に向けた除雪作業が始まりました。

蔵王町と山形県上山市を結ぶ全長26キロの観光道路、蔵王エコーラインは冬の間は路面凍結や積雪のため県境の16.5キロの区間が車で通行できないように閉鎖されています。
宮城県側では、来月の開通に向けて19日午前9時から標高1000メートル付近にあるゲートで除雪作業が始まり、重機や除雪車など6台が降り積もった雪を道路脇に寄せていました。
宮城県側の管理会社によりますと、今シーズンの積雪は全体的に少なめでしたが、3月にまとまった雪が降ったため山頂付近は平年並みの8メートルほどの積雪があるということです。
管理会社の坂口昇さんは「ことしもたくさんの雪があるので高くてきれいな雪の壁を作っていきたいです。開通したら多くの人に見てもらいたい」と話していました。
蔵王エコーラインの除雪作業は1日に500メートルほどのペースで進められ、来月26日の午前11時に開通する予定です。