「東北福興弁当」第12弾 メニューは18種類 8日から販売

東北でとれた食材をふんだんに使った駅弁として進化を続ける「東北福興弁当」が、第12弾の販売を前に仙台市でお披露目されました。

「東北福興弁当」は、食の力で東北の復興などを後押ししようと震災後の2011年10月からリニューアルを続け、これまでに90万食あまりが製造されました。
第12弾の販売が始まるのを前に6日、仙台市のホテルで弁当が披露されました。
今回の弁当には、南三陸町で加工したタコを使った揚げかまぼこや、三陸沖でとれたサケを岩手県産の大豆を使ったみそに漬け込んだ焼き物など、東北産の食材を使った18種類のメニューが盛り込まれています。
また、インバウンド需要の高まりを受けて包装紙のQRコードを読み取るとメニューなどを英語で確認できるようになりました。
弁当を企画した会社の安部基宏弁当事業部長は「みなさんの『復興させるぞ』という思いが積み重なって続けることができました。東北の食の魅力が表現された弁当を日本だけでなく海外にもアピールしていきたい」と話していました。
「東北福興弁当」の第12弾は1個1680円で、JR仙台駅や東京駅などで8日から販売されます。