マイナンバーカードで県職員の入庁手続きを効率化

宮城県はDX=デジタルトランスフォーメーションを推進するためマイナンバーカードを使って職員の入庁手続きを効率化するシステムを導入しました。

宮城県はDX=デジタルトランスフォーメーションの推進と、職員のマイナンバーカードの普及のため、マイナンバーカードを使った新たなシステムを1日から導入しました。
このシステムではマイナンバーカードで平日の夜間や休日に入庁する際の手続きや、職場の鍵の貸し出しなどが効率的にできるようになります。
職員がマイナンバーカードを専用の機器にかざし、ランプが緑色に光ると、職員であることが認証されたことと、職場の部屋の鍵がすでに貸し出されていることを知らせます。
ランプが黄色の場合は職場の鍵が貸し出されていないことを示していてその場で警備員から鍵を受け取ることができます。
職員ではない人が入庁しようとすると、赤く光って警報がなる仕組みになっていて、セキュリティの強化にもつながるとしています。
県管財課の伊深俊克総括技術補佐は「今後は公用車や会議室の鍵の管理もできるようになるのでさらなる利活用を進めて働き方改革につなげていきたい」と話していました。