“震災を忘れない” 大川小の竹灯籠づくり始まる

東日本大震災で児童など84人が犠牲になった石巻市の大川小学校では、毎年3月11日に鎮魂の願いを込めて、竹の灯籠に明かりをともしていて、4日は県内外から集まった人たちが灯籠づくりをしました。

東日本大震災で児童と教職員、あわせて84人が犠牲になった大川小学校では、遺族たちが毎年3月11日竹の灯籠に明かりをともす取り組みを行っていて、ことしで3回目となります。
命の大切さなどを考えるきっかけにしてもらおうと、灯籠づくりは県内外から参加者を募っていて、初日となった4日は、およそ50人が参加しました。
参加者は、1メートルから3メートルに切られた竹の節を取り除いたり、ドリルで明かりがもれる穴を開けたりしていました。
参加した仙台市の60代の男性は「3月11日という節目で、やれることをやりたいと思って来ました。震災の記憶をつないでいきたい」と話していました。
プロジェクトの共同代表を務め、大川小学校で当時6年生だった三男を亡くした佐藤和隆さんは「竹灯籠づくりを通して震災を忘れないようにする、また防災意識を高めるきっかけにしてほしい」と話していました。
灯籠づくりは来月3日まで、大川中学校の跡地で、毎週日曜日に行われています。