仙台駅西口「EDEN」閉店

31日に閉店したJR仙台駅西口の複合商業施設「EDEN」では30日、最後にもう一度訪れようという客でにぎわいました。
JR仙台駅西口にある「EDEN」は2011年7月に開業した延べ床面積およそ1500平方メートルの平屋建ての複合商業施設です。
現在は飲食店や衣料品店など15のテナントが入居していますが、1月31日で閉店しました。
このうち海鮮料理を提供する居酒屋では営業最終日前日の30日夜、最後にもう一度訪れようという客でにぎわいました。
60代の男性は「出張で仙台へ来るたびにこの店に通っていました。閉店することを知って最後の機会だと思ってきょうは来ました」と話していました。
飲食店の運営会社の加藤太洋社長は「仙台駅前の好立地で、地元の人だけでなく多くの観光客に利用される店でした。コロナ禍など大変な時期を支えてもらったお客さんには感謝の気持ちでいっぱいです」と話していました。
EDENを保有するオリックスグループの広報はNHKの取材に対し、「春をめどに建物の解体を始めるものの、その後の予定は未定」とコメントしています。