能登半島地震で被災した人へ 大崎市の小中学生が募金届ける

能登半島地震で被災した人たちを支援しようと、大崎市の小中学生がそれぞれの学校で募金を行い、集まったおよそ13万円を市に届けました。

大崎市田尻地区にある沼部小学校と大貫小学校、それに、田尻中学校の児童と生徒は、能登半島地震で被災した人たちを支援しようと、今月10日から24日まで、全校児童・生徒のほか、保護者や教員に募金を呼びかけ、あわせて13万2551円が集まりました。
25日は、大崎市の田尻総合支所で贈呈式が行われ、代表6人が募金箱や封筒を宮野学総合支所長に手渡しました。
このなかで田尻中学校2年の安住琉生さんが「被災された方が今まで通りの日常が取り戻せるようにという願いが込められています」と述べたのに対し、宮野総合支所長は、「被災者のために何かをしたいという気持ちを募金というかたちで行動に移したことは大変素晴らしいです」と答えました。
今後、市の教育委員会が取りまとめて2月中に輪島市と能登町の義援金を受け付ける金融機関の専用口座に振り込まれるということです。
贈呈式のあと田尻中学校2年の佐藤瑠香さんは「一刻も早く元の生活を取り戻し幸せな日々を送ってもらうために使ってほしいです」と話していました。