インフル感染者が5週ぶりに増加“感染対策の徹底を”

今月14日までの県内のインフルエンザの感染者数は、1医療機関あたりの平均で11.60人と5週ぶりに増加しました。
県は、引き続き感染対策の徹底を呼びかけています。

指定された県内91の医療機関からの報告をもとに県が公表した今月8日から14日までの1週間のインフルエンザの感染者数は1056人で、前の週と比べて、31人増えました。
1医療機関あたりの平均は、11.60人で、前の週より0.34人増え5週ぶりに増加しました。
県は警報を解除する基準値を依然として下回っていない地域が多いとして県内全域に出している警報を継続しています。
増加した理由について、県疾病・感染症対策課は、「冬休みが終わり、学校が再開するなど、集団生活が増えたことで増加したとみられ、子どもを中心に感染が再拡大するおそれもある」として注意を呼びかけています。
また、子どもを中心に流行が続く咽頭結膜熱の1医療機関あたりの感染者数は2.47人で前の週より0.65人増えました。
一方、新型コロナウイルスの1週間の感染者数は720人で、1医療機関あたりの平均は7.91人と前の週より2.48人増えています。