大崎八幡宮で「どんと祭」 仙台

正月飾りなどを燃やして1年間の無病息災や家内安全を願う「どんと祭」が仙台市の大崎八幡宮で行われ多くの参拝客でにぎわいました。

宮城県内の各地では14日、小正月の伝統行事、「どんと祭」が行われ、このうち仙台市青葉区にある大崎八幡宮には多くの参拝客が訪れました。
300年以上の歴史がある大崎八幡宮のどんと祭では境内の広場に参拝客が持ち寄った正月飾りやしめ縄などが4メートルほどに積み上げられ、火が付けられました。
「御神火」と呼ばれるこの炎はあたると身が清められ、無病息災や家内安全の御利益があるとされていて、炎が勢いよく燃え上がると、歓声が上がり、訪れた人たちは手を合わせていました。
また、白いさらしや白装束姿の人たちが火の周りを練り歩く恒例の「裸参り」も行われました。
友人と訪れた仙台市の10代の女性は「とても圧倒されました、4月から大学に進学するので新しい環境でも頑張れるようにお願いしました」と話していました。