ブルーインパルス「飛行初め」 ことし初の飛行訓練

東松島市にある航空自衛隊松島基地のアクロバット飛行チーム、ブルーインパルスがことし初めての飛行訓練を行いました。

アクロバット飛行チームブルーインパルスは5日午前、ことし初めての訓練を行い、4機が参加しました。
飛行はおよそ2週間ぶりだということで、まず、パイロットや整備員が格納倉庫の前で機体を念入りに点検したあと、滑走路に移動し、白いスモークが出るか確認が行われました。
そして、訓練が行われる石巻市の金華山沖に向けて1機ずつ、新春の青空に飛び立っていきました。
訓練では上空でスモークを出したり機体を宙返りさせたりしたということで、機体はおよそ40分後に基地に戻ってきました。
基地の近くで見学した涌谷町の80代の男性は、「天気が晴れ、すばらしい飛行でした。羽田空港で起きたような事故が起きないことを祈っています」と話していました。
また、東松島市内に住む祖父母と一緒に見に来ていた水戸市の9歳の女の子は、「テレビの映像で見るよりも迫力があり、速くてかっこよかったです。ことしも安全に飛んでほしい」と話していました。