マイナンバー情報総点検 県内のひも付けミスは11件

マイナンバーカードをめぐるトラブルを受けた総点検で、宮城県内では身体障害者手帳と精神障害者保健福祉手帳であわせて11件のひも付けミスが確認され、県は、再発防止に努めるとしています。

マイナンバーカードをめぐるトラブルを受け、国は、医療や福祉などの情報で総点検を行い、8200万件あまりのデータのうちあわせて8351件のひも付けミスが確認されました。
これを受けて宮城県は、県内では身体障害者手帳と精神障害者保健福祉手帳であわせて11件のひも付けミスがあったと公表しました。
このうち身体障害者手帳のひも付けミスは8件で障害者本人の情報が、保護者のマイナンバーにひも付けされていました。
また、精神障害者保健福祉手帳では、申請書に記載されていた同居している人のマイナンバーとひも付けされたり、別の人のマイナンバーが入力されたりしたケースがあわせて3件あったということです。
住所や名前などの流出は確認されていないということです。
県は今後、マイナンバーを入力する際は、複数でのチェックを徹底するなどして再発防止に努めるとしています。