新幹線 混雑ピークは30日と来月3日 予約は2〜3割増加

JR東日本は、年末年始の新幹線の予約状況を発表し、東北、山形、秋田の各新幹線の予約席数は、去年の同じ時期と比べて2割から3割程度増えています。

JR東日本は、今月28日から来月4日までの8日間の東北・山形・秋田の各新幹線の指定席について、11日時点での予約状況を発表しました。
それによりますと、全体の予約席数は指定席全体のおよそ51パーセントにあたる55万8000席で、去年の同じ時期と比べて2割から3割程度増えています。
また、新型コロナの感染拡大前と比べると、東北新幹線が101%、山形新幹線が113%、秋田新幹線が99%と需要が同じ水準に回復しているということです。
東京方面からの下りの混雑のピークは今月30日で、今月29日と30日の「はやぶさ」と「こまち」については、すでに終日ほぼ満席となっているということです。
また、上りの混雑のピークは来月3日で、この日の「はやぶさ」と「こまち」は、午後の列車で満席が増えてきているということです。
JR東日本は「新型コロナが5類に移行したことから、旅行に行く人や帰省する人が増えているのではないか」としています。
一方、東日本高速道路によりますと、東北地方の高速道路の混雑のピークは、東京方面から東北各地に向かう下り線が今月30日、上り線が来月2日になる見通しですが、5キロ以上の渋滞は発生しない見込みだということです。