忘新年会シーズン 仙台市が食べきりキャンペーン

忘年会や新年会などで食品が残ってむだになるのを避けようと、仙台市は、市内の飲食店などと連携し、料理の食べきりを呼びかけています。

忘年会や新年会などで外食する機会が増えるのを前に、仙台市は、市内の飲食店やホテルと連携し、食事を食べきってむだを避けるための取り組みを始めました。
JR仙台駅の構内や駅ビルにある飲食店のほか、5つのホテルなどに「ペロリでキラリ」というフレーズと食事を食べきった空になったお皿が描かれたポスターやステッカーを掲示して食べ切りを呼びかけます。
背景には、手が付けられなかったり食べ残したりした食事が多いことがあります。
市によりますと、4年前に行った廃棄物処理の調査では事業所から出る生ごみのうち、食べ残しなどが3割あまりを占め、その量は、年間でおよそ1.3万トンに上ったということです。
仙台市の郡市長は「家庭だけでなく、飲食店などでも食品ロスを減らすことが重要だ。市民のみなさんにはご協力いただきたい」と話しています。