地元食材を使った料理で留学生と交流 利府町

地元の食材を使った料理を通して留学生と日本人が交流する催しが利府町で開かれました。

これは地元の食材を使った料理を通してほかの国の文化を学んでもらおうと、利府町の文化交流センターが行いました。3日は町内から11人が参加し、東北大学に留学している西アフリカのブルキナファソ出身の留学生を講師に、「ゴンレ」と呼ばれる豆の蒸しパンと、町で収穫された野菜を使った付け合わせを作りました。
参加した人は、留学生に質問をしながら、豆の皮をむいて細かく刻んだり、野菜を炒めたりして作ったあと初めての料理に舌鼓を打っていました。
参加した70代の男性は、「けさまで国名すら知りませんでしたが講師の素直な人柄を見て来てよかったと思いました。ことばがわからなくても、味覚は誰でも感じるのでこの交流を続けてほしい」と話していました。
講師を務めた留学生のジョセリン・ナディン・ティオンビアーノさんは、「参加者の皆さんと一緒に話し、料理をして、家にいるようでした。とても楽しめましたし、自分の国について話せてうれしかったです」と話していました。