“光のページェント” 資金確保へ撮影スポット点灯

冬の仙台のけやき並木を照らし出す「SENDAI光のページェント」を前に、運営資金の確保につなげようと、募金に応じると中に入れるお城のオブジェが完成し、点灯式が行われました。
「スターライト☆キャッスル」と名付けられたこのオブジェは、ことしから仙台市青葉区の勾当台公園に設けられました。

高さ6メートル、長さ6メートルほどで、お城の形をしていて、およそ1万5000個のLED電球で輝きます。
今月8日から仙台市中心部のけやき並木を光で彩る「SENDAI光のページェント」が始まるのを前に、1日夜、ひと足早く点灯式が行われ、天使の格好をした小学生10人がハンドベルでクリスマスソングを披露しました。
新たに設けられたねらいは「光のページェント」の運営資金の確保です。
電球代や人件費などの高騰が続いている影響で、去年に続き、規模や期間の縮小を余儀なくされているからです。
運営資金に充てる募金に1人300円以上、応じると光るリングを手渡されてオブジェの中に入ることができ、華やかで見栄えがする写真を撮ることができます。
「2023 SENDAI光のページェント」実行委員会の丸山哲史実行委員長は、「ページェントの点灯に向けて機運を高めるだけでなく、募金などに応じてもらうことで末長く光をともし続けていきたい」と話していました。