ベガルタ仙台監督に森山佳郎氏が就任

サッカーJ2のベガルタ仙台は、年代別の日本代表監督を歴任した、森山佳郎氏が新たに監督に就任したと発表しました。

ベガルタ仙台は今シーズン、夏場にかけて成績が低迷し、巻き返しを図るため、シーズンの途中の7月からコーチを務めてきた堀孝史監督が新たに指揮を執ってきましたが、その後も思うような成績をあげられず、シーズンを16位で終え、シーズン終了後に堀監督が退任しました。
こうした中、クラブでは、後任の人選を進め、17歳以下の日本代表の監督を務める森山氏が新たに監督に就任したと発表しました。
森山氏は、熊本県出身の56歳。
サンフレッチェ広島などでプレーしたあと、広島のユースのコーチや15歳以下の日本代表のコーチを務め、2015年以降は年代別の日本代表の監督を歴任してきました。
クラブとしては森山氏に、若い世代の日本代表監督をつとめてきた中で培った育成手腕を発揮してもらい、チーム力の向上に力を入れていきたい考えです。
森山新監督は、クラブを通じて「来シーズンは選手・スタッフとともに全力でひたむきで人の心を動かすようなプレーを披露し、本来いるべき場所へ帰る努力を続けたい。自分がこれまで培った武器のすべてをクラブにささげ、地域とクラブの発展に尽くしていく」とコメントしています。