仙台駅西口の「EDEN」来年1月にも閉店の方向で検討

JR仙台駅西口にある複合商業施設「EDEN」について、運営会社は、来年1月にも閉店する方向で検討していることが、関係者への取材でわかりました。

JR仙台駅西口にある「EDEN」は、2009年に営業終了した「仙台ホテル」の跡地にできた延べ床面積およそ1500平方メートルの平屋建ての複合商業施設で、2011年7月に開業しました。
現在は、飲食店や衣料品店など15のテナントが入居しています。
複数のテナントの関係者によりますと、これまでテナント契約は2年ごとに更新されてきましたが、10月、施設を運営するオリックス不動産から「EDENを閉店するため、来年1月末をもって契約を更新しない」という連絡があったということです。
これについて、オリックスグループの広報はNHKの取材に対し「現時点で伝えられることはない」としています。
こうした動きについて、仙台市の郡市長は、21日の定例会見で「この地区は仙台市の顔として、とても重要な地域だ。テナントとの契約満了後の対応は現時点で決まっていないということだが、もし必要ということであれば協力させてもらいたい」と述べました。
JR仙台駅西口では「さくら野百貨店仙台店」跡地の再開発計画もあり、このエリアの今後の動向が注目されます。