住宅敷地内の柿の木にクマが約2時間居座る 仙台青葉区

20日午後、仙台市青葉区の住宅の敷地にある柿の木に、クマ1頭がおよそ2時間にわたって居座りましたが、市などが麻酔銃を使って確保しました。

20日午後2時40分ころ、仙台市青葉区上愛子の住宅で「住宅の敷地内にある柿の木に登っているクマがいる」と近くを通りがかった人から警察に通報がありました。
警察や市で確認したところ、柿の木にクマ1頭が登っていたということです。
クマはおよそ2時間にわたって木に居座ったため、20日午後4時半ころ、警察と市で麻酔銃を使って確保しようとしたところ、みずから木を下りて近くの山林に逃げたということです。
麻酔銃はクマに命中していて、警察と市は周辺の捜索した結果、20日午後5時半ころ近くの山林でクマを見つけ確保したということです。
この住宅では、20日午前中にも柿の木の上に、子グマ1頭が一時登っていたことが確認されていますが、警察によりますと、今回のクマと同じかははっきりしないということです。
現場は、林があって川が流れ、住宅が点在する地域です。