柴田町の園児が防火パレード 秋の全国火災予防運動

「秋の全国火災予防運動」にあわせて柴田町で10日、園児たちが地域の人に「火の用心」を呼びかける防火パレードを行いました。

防火パレードを行ったのは柴田町にある「たんぽぽ幼稚園」と「第二たんぽぽ幼稚園」のおよそ100人の園児たちです。
そろいのはっぴなどを着た園児たちが拍子木を鳴らしながら「戸締まり用心、火の用心」と大きな声をあげて商店街を練り歩きました。
また、駅前など人が集まる場所では鼓笛隊の楽器演奏にあわせて「火の用心のうた」を元気よく歌って地域の人たちに火災予防の大切さを呼びかけました。
防火パレードが行われたのは4年ぶりということで、地元の飲食店で働く女性は「子どもたちのかわいいパレードを見て火の元に気をつけようと改めて思いました」と話していました。
参加した6歳の女の子は「きょうは演奏をがんばりました。火事にならないようにみんなで気をつけていきたいです」と話していました。
秋の全国火災予防運動は今月15日まで行われ、各地の消防では暖房器具の防火対策や住宅用火災警報器の設置や点検などを呼びかけることにしています。