県内のガソリン平均小売価格 9週連続で下落 補助金拡充で

今週の県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は1リットルあたり166.5円で、政府の補助金の拡充で9週連続で値下がりしました。

国の委託を受けてガソリンの価格を調査している「石油情報センター」によりますと、県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、11月6日時点で、先週より0.6円値下がりして1リットルあたり166.5円でした。
県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は9月はじめに184円まで値上がりしましたが、政府が石油元売り各社への補助金を拡充したことで値下がりに転じ、9週連続で値下がりしました。
このほかハイオクは177.5円、軽油は146.3円でいずれも先週から小幅に値下がりし、灯油は18リットルあたり1978円と先週と比べて21円値下がりしました。
石油情報センターは「中国や欧米の景気が減速し、原油需要が落ちる警戒感から値下がりが続いてきた。ただ、全国的には値上げに転じている地域も増えていて、来週には宮城県でも値上げに転じる可能性がある」と話しています。