仙台駅周辺 ハロウィーン当日まで警備強化 去年花火など騒ぎ

去年のハロウィーンでは仙台駅周辺に集まった人の一部が花火を上げるなどの騒ぎがあったことから、警察はことし、27日からハロウィーン当日までの5日間にわたって周辺を警戒するなど警備を強化することになりました。

去年10月31日のハロウィーンでは、大勢の若者らが集まり仙台駅周辺のペデストリアンデッキが混雑したほか、一部の少年が花火を上げ、周辺は騒然としました。
これを受けて警察はことし、混雑が予想されるハロウィーン前の週末・27日から当日の31日までの5日間にわたって周辺の警戒を強化します。
具体的には、仙台市やJR東日本などと協力してペデストリアンデッキやアーケードを中心に巡回するほか、当日の31日はペデストリアンデッキに人が滞留しないようコーンなどを設置して一部に通行規制をかける予定です。
また、花火や座り込みなどの迷惑行為の禁止を呼びかける掲示も行います。
このほか、警察は深夜にうろついている少年の補導なども行っていて、仙台中央警察署地域課の花釜隆弘課長は「仙台駅前は多くの人が通過するため、人がたむろするとトラブルの原因になります。事件や事故に巻き込まれないよう節度をもって楽しんでほしい」と話していました。