県議選 投票に行くとお得に 「センキョ割」取り組み広がる

今月22日に投票が行われる宮城県議会議員選挙を前に、投票に行くと店舗で商品の割り引きなどのサービスを受けられる「センキョ割」という取り組みが広がっています。

「センキョ割」は、県議会議員選挙で投票した人が、投票所に置かれている「投票所来場カード」を受け取って、店舗で提示すると割り引きなどのサービスを受けられる取り組みです。
県内では、去年行われた参議院選挙で初めて実施され、参加店舗は多賀城市の13店舗でしたが、今回は18日時点で50を超える店舗が参加して広がりを見せています。
18日は宮城大学の学生が仙台市青葉区のアジア料理店を訪れ、センキョ割の仕組みやねらいなどを説明したあと「センキョ割」をPRするポスターを店内に貼っていました。
この飲食店では「センキョ割」でカレーライスが半額になるなどサービスをすることにしました。
オーナーの浜知美さんは「学生が主体的に取り組んでいることがいいなと思います。学生に制度を使ってほしいです」と話していました。
啓発活動をしている宮城大学3年の丹波莉緒さんは「『頑張ってね』という声をかけてもらってありがたいです。選挙に行こうという意識が少しでも高まればいいなと思います」と話していました。