自分たちで育てたさつまいもを収穫 白石の保育園児

白石市の保育園の子どもたちが春に苗を植えて大切に育ててきた秋の味覚、さつまいもの収穫を体験しました。

白石市にある白石みのり保育園では子どもたちに農業の大切さや収穫の喜びを知ってもらおうと近所の農家の畑を借りて、毎年、さつまいもの栽培を行っています。
11日は、4歳から6歳までの園児36人が、春に自分たちで苗を植え水やりや草取りを行って大切に育ててきた「紅あずま」という品種のさつまいも掘りに挑戦しました。
子どもたちは、農家の男性や保育園の先生に教わりながら手で優しく土を掘ったあと友達と協力しながら大きく育ったさつまいもを1つ1つ丁寧に引っ張って掘り出していきました。
およそ30分かけて収穫したさつまいもは大きいもので長さが30センチ以上あるものもあり、重さはあわせて100キロほどになったということです。
4歳の男の子は「大きいお芋がたくさんとれてうれしかったです。焼いておいしく食べたいです」と話していました。
収穫したさつまいもは来週以降に、給食のメニューで出されるほか10月24日に開かれる保育園の収穫祭で焼き芋にして味わうということです。