列車内に持ち込めない危険品は

JR東日本は「旅客営業規則」の中で、手回り品として列車の車内に原則持ち込むことができない危険品をまとめています。
危険品に指定されているのは13の品目で▼火薬類▼高圧ガス▼マッチと軽火工品▼油紙など▼ガソリンや軽油などの「可燃性液体」▼マグネシウムや硝石などの「可燃性固体」、▼リン化カルシウムなどの「吸湿発熱物」▼硫酸や塩酸などの「酸類」、▼過酸化ナトリウムなどの「酸化腐しょく剤」▼クロロホルムやホルマリンなどの「揮発性毒物」▼放射性物質、▼セルロイド類、▼それに農薬となっています。
このうち、ガソリンや灯油、軽油、ベンゼンやメタノール、アルコールといった可燃性の液体そのものは、量に関係なく、車内に持ち込むことはできないとしています。
一方、「酸類」「酸化腐しょく剤」、それにクロロホルムとホルマリンなどは密閉した容器に入れた上で破損するおそれがないよう荷造りした0.5リットル以内のものは手回り品として持ち込むことができるとしています。
JR東日本仙台支社によりますと9日午後2時すぎの時点で車内で見つかったものについて、情報は入っていないということでJR東日本で確認を進めています。