国内最大手の自動車部品メーカー 名取に新工場建設へ

ヘッドランプなど自動車用の照明機器の製造で国内最大手の部品メーカーが名取市の工業団地に新たな工場を建てることになりました。
3年後の2026年度中の稼働を目指すとしています。

名取市に進出するのは、自動車用照明機器の製造で国内最大手の部品メーカー「小糸製作所」です。
小糸製作所によりますと、100億円あまりを投じて、名取市の内陸部にある愛島西部工業団地のおよそ7.8ヘクタールの敷地に自動車用のヘッドランプなどを生産する新工場を建設します。
着工は2年後の2025年度の予定で、翌年の2026年度には生産を始める計画です。
新たな雇用人数は「現段階で未定」としていますが最新の自動化設備を導入し、将来的には生産ラインの無人化を目指すということです。
製品は大衡村と岩手県金ケ崎町にあるトヨタの工場に供給されるということです。
進出について名取市の山田司郎市長は「雇用の創出や地域産業の発展など、影響は大変大きい。早期の操業開始に向け、最大限の努力を行っていく」とコメントしています。