東北大学で関東大震災と宮城の関わりを紹介する企画展

100年前の関東大震災で、宮城県の人たちと被災地との関わりを紹介する企画展が仙台市の東北大学で開かれています。

今から100年前の1923年9月1日に起きた関東大震災では、激しい揺れによる建物の倒壊や津波などで10万人以上が犠牲となりました。
仙台市青葉区にある東北大学の災害科学国際研究所では当時の新聞記事などの資料から、宮城県の人たちが関東大震災とどのように関わっていたのかを紹介する企画展が開かれています。
会場には、およそ20枚のパネルなどが展示されていて、このうち被災地支援に関するものでは、宮城県の人たちが発生直後から現地に駆けつけ、救援物資の仕分けや災害復旧を行っていたことが解説されています。
また、当時の混乱のなか、被災地では多くの朝鮮人が殺害されましたが、県内でも朝鮮人と間違われた人が暴行される事件が起きていたことを伝えるパネルもあります。
このほか、東京の日本橋付近や横浜市などの壊滅的な状況を撮影した写真も展示されていて、当時の被害の様子を知ることもできます。
東北大学災害科学国際研究所の佐藤大介准教授は「100年前の被災地と仙台・宮城の関わりを知ることで、今後、首都圏などで地震が起きた際に、私たちがどのように関わっていくのか、考えるきっかけにしてもらいたい」と話していました。
この企画展は、12月22日まで開かれています。