大学生が「食農体験ソムリエ」から学ぶ 登米

大学生が「食農体験ソムリエ」から食育や農業を体験しながら地元の食材に理解を深める授業が、登米市で開かれました。

「食農体験ソムリエ」は、地域の食材の収穫や調理を通して農業への理解を深めてもらう活動をしている指導者のことで14日は、授業の一環で宮城学院女子大学の学生20人が「食農体験ソムリエ」から農業について学びました。
登米市の伊豆沼農産で行われた授業は、学生たちが「食農体験ソムリエ」の資格を持つ伊豆沼農産の佐藤裕美さんから地元の食材の活用方法について講義を受けた後、ウインナー作りに挑戦しました。
学生たちは、佐藤さんから指導を受けながら、地元で生産された豚肉のひき肉に塩コショウやハーブなどを加え練り合わせました。
そして、専用の器具を使ってひき肉を腸詰めにして、手作りのウインナーを完成させていました。
2年生の小野響さんは「地域には色々な資源があることを知ったので、私たちが多くの人に伝えていく必要があるなと思いました」と話していました。
「食農体験ソムリエ」の佐藤裕美さんは「地域にどのような資源や食材があるのか、若い人の目線で考える機会にしてほしい」と話していました。