岩沼 竹駒神社で「抜穂祭」 秋の実りに感謝し稲を収穫

岩沼市にある竹駒神社で、秋の実りに感謝し神前に供える稲穂を境内の水田から収穫する「抜穂祭」が行われました。

竹駒神社の境内にある広さ5アールの水田では、神前に供えるための米を毎年つくっています。
13日は、五穀豊じょうに感謝する神事を行ったあと、地元の関係者や昔ながらの「早乙女」姿に身を包んだみこなどが1列に並んで、黄金色に実った稲穂を1本ずつ丁寧に引き抜いていきました。
竹駒神社によりますと、ことしは夏場の高温による影響が心配されましたが、水の管理を細かく行ったことで稲は例年よりも早く生育し、収穫量も多くなり豊作だということです。
収穫した稲穂は11月23日に行われる「新嘗祭」で神社の本殿に供えられます。
竹駒神社の神職の村岡真太郎さんは「猛暑と雨不足で生育が心配されましたが、いい米がとれました。皆さまにとっても実りが多い豊じょうの秋になるようご祈念します」と話していました。