仙台市新型コロナ 感染者は2週連続1000人超

新型コロナウイルスについて、仙台市は先月28日から今月3日までの1週間に医療機関から報告された感染者数が1020人と、2週続けて1000人を超えました。
仙台市は「夏休みが終わって学校が始まり、感染が広がりやすくなっている」として、感染対策の徹底を呼びかけています。

仙台市では44の医療機関が、市内5つの区にある保健所の各支所に感染者数を報告し、毎週水曜日に公表しています。
それによりますと、先月28日から今月3日までの1週間の感染者数は、前の週よりやや少なくなり1020人でしたが、感染症法上の位置づけが「5類」に移行してから初めて2週続けて1000人を超えました。
1医療機関あたりの平均は23.18人で、前の週より0.25人減りました。
各区ごとにみますと、
青葉区が244人で1医療機関あたりの平均は22.18人、
宮城野区が129人で1医療機関あたりの平均は16.13人、
若林区が186人で1医療機関あたりの平均は26.57人、
太白区が189人で1医療機関あたりの平均は18.90人
泉区が272人で1医療機関あたりの平均は34.00人でした。
市の感染症対策室によりますと、夏休みが終わって学校が始まり、感染が広がりやすくなっていることや厳しい残暑で抵抗力が弱まり、感染しやすくなっている人が多くなっていることが考えられるということで、基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。