仙台と石巻の8月の平均気温 平年より4度以上高く

この夏、県内では記録的な暑さとなりましたが、仙台市と石巻市の8月の平均気温がいずれも平年に比べて4度以上も高かったことが気象台の統計で分かりました。

仙台管区気象台によりますと、先月は、高気圧に覆われて晴れて気温が高い日が多くなり、仙台市では平均気温が28.6度と平年より4.2度高かったほか、石巻市でも平均気温が27.8度と平年より4.2度高く、いずれも統計を取り始めて最も高い平均気温となりました。
また、先月、最高気温が最も高かったのは、28日に女川町で観測した36.9度で2011年に統計を取り始めて最も高くなったほか、同じ日に仙台市で36.8度、石巻市で36.0度と、いずれも8月として過去3番目に高い気温となりました。
また、先月1か月間に観測された35度以上の猛暑日は、白石市と蔵王町がいずれも8日、丸森町が7日、仙台市が3日でした。
一方、先月は雨も少なく、降水量は仙台市で30ミリと平年の19%、石巻市で17ミリと、平年の15%にとどまりました。
仙台管区気象台の担当者は「9月の降水量は平年並みと予想しているが、気温に関しては、しばらく高い状態が続く見込みで、熱中症対策を続けてほしい」と話しています。