トヨタでシステム不具合 県内グループ会社工場も稼働停止

トヨタ自動車は、システムの不具合でグループ会社を含む国内13の工場で稼働を停止しています。
県内の大衡村などにあるグループ会社でも稼働を停止していて30日、工場を稼働させるかどうかはトヨタ自動車と協議して決めることにしています。

トヨタ自動車によりますと、システムの不具合が発生し部品の発注の処理ができなくなっていることから、グループ会社を含む全国14の工場のうち、13の工場で稼働を停止していて29日夜から残る1つの工場の停止も決め国内14のすべての工場に影響が広がることになります。
県内には、トヨタ自動車のグループ会社のトヨタ自動車東日本の工場が大衡村と大和町にあって自動車の組み立てやエンジンやブレーキの部品を製造しています。
トヨタ自動車東日本によりますと、2つの工場では、29日朝から従業員を待機させていましたが29日は、工場は稼働できなかったということです。
工場の再開のめどはたっておらずトヨタ自動車東日本では、30日の工場の稼働については今後、トヨタ自動車と協議して対応を決めるということです。