日本初の女子大学生誕生から110年 記念のビール発売

東北大学で日本で初めて女子大学生が誕生してことしで110周年となるのを記念したビールが26日から販売されました。

販売されたのは330ミリリットル入りの瓶ビールで東北大学の卒業生が経営する三重県伊勢市にあるビールの製造会社が販売し、女子大学生の姿をかたどったラベルも卒業生のイラストレーターがデザインしました。
26日は、仙台市青葉区にあるデパート「藤崎」にブースが設けられ、大学の担当者がポストカードを配りながら、1913年に東北大学で日本で初めて女子大学生が誕生したいきさつやどのような研究の成果をあげてきたのかなどについて説明していました。
大学に残された資料によりますと当時の文部省は、女性が大学に入学することは「前例がない、重大な事件だ」として説明を求めてきましたが、大学が独断で入学を認めたということです。
国内の大学では、理系の研究現場で女性が少ないのが課題で、ビールの売り上げの一部は東北大学の女性の研究者の環境整備に役立てる基金に寄付されるということです。
東北大学の大隅典子副学長は、「学生がもっと研究職に関心をもち、研究を続けながら子育てなどもできるような環境づくりを後押ししたい」と話していました。