県内の山での遭難 7月までに8人 道に迷ったケースが最多

ことしに入ってから先月までに県内の山で8人が遭難したことが警察のまとめで分かりました。
警察はこれからの登山シーズンでは装備を整え安全な登山計画を立てるよう呼びかけています。

宮城県警察本部のまとめによりますと、ことしに入ってから7月末までに県内の山では8人が遭難し、亡くなった人はいませんでした。
また、去年の同じ時期と比べて15人少なくなっています。
遭難した人の、山に入った目的は、登山が6人、山菜採りなどが2人となっていて、遭難の原因は、道に迷ったケースが5人と最も多く、疲労や悪天候が原因だったケースもあったということです。
これからの登山シーズンでは登山やキノコ採りなどで山に入る人が増えると見込まれていて、警察は2人以上で山に入ることや雨具や携帯電話の予備バッテリー、それに非常食などを準備することが必要だとしています。
また、登山の際には名前や緊急時の連絡先などを記載した登山届を必ず警察に提出するよう呼びかけています。