仙台フォーラス 来年3月休業へ

仙台市中心部にある商業施設「仙台フォーラス」は来年3月以降、しばらくの間、休業することになりました。
老朽化が進んでいる建物や設備の調査のためで、営業再開の時期は「未定」だとしています。

仙台市青葉区一番町にある仙台フォーラスは地上8階、地下3階、売り場面積はおよそ1万4500平方メートルの商業施設で昭和50年に「ジャスコ仙台店」として開業しました。
昭和59年には今の名称に変更し現在は主に若者向けのファッションブランドや飲食店などが入居しています。
仙台フォーラスの運営会社によりますと、現在の建物は完成から半世紀近くたち、老朽化が進んでいるほか、東日本大震災をはじめ相次ぐ地震で建物が被害を受けたり、設備が故障したりしました。
運営会社によりますと、現在の建物は耐震補強済みで安全性は問題ないものの、長期的な安全確保のため、来年3月1日から休業した上で建物や設備の調査を行うということです。
調査は2か月程度を予定していてその結果を踏まえ、今後の工事をどうするか決めるとしています。
営業再開の時期は現時点で「未定」だということで運営会社は「地域に根ざし、地域に貢献できる施設にすべく検討を進めているので今後などは決まり次第お知らせします」としています。