来場所は十両へ 時疾風が出身地・栗原市で合宿始め交流

宮城県栗原市出身の東幕下筆頭の時疾風が所属する大相撲・時津風部屋の力士たちが、栗原市で初めてとなる合宿を始め、初日の5日は地元の人たちと交流しました。

時疾風が所属する時津風部屋は、9月10日に始まる秋場所に向けて、時疾風の出身地、栗原市のみちのく伝創館で合宿を始めました。
初日の5日は地元との交流の時間も設けられ、力士たちは地元の幼稚園生や高校生らおよそ20人と一緒にしこを踏んだりぶつかり稽古で胸を貸したりして、一緒に汗を流していました。
時疾風は7月の名古屋場所で7戦全勝で幕下優勝し、1場所で十両への復帰を決めていて、稽古の見学に訪れたおよそ100人の地元ファンは、「頑張れ」などと声援を送っていました。
市内に住む80歳の男性は「感動した。1場所で十両に戻れたので次はいい成績を期待している」と話していました。
時疾風は「初めて地元の合宿で楽しみにしていたので気合いが入った。早く幕内に上がりたいし、地元を盛り上げていける力士になりたい」と話していました。