村田町・川崎町・色麻町・加美町 4町長選挙が告示

任期満了に伴う村田町、川崎町、色麻町、加美町の4つの町長選挙が、1日告示されました。
このうち、川崎町と加美町では2人が立候補を届け出て選挙戦になり、村田町と色麻町では、いずれも現職が無投票で再選を決めました。

【川崎町長選挙】
川崎町長選挙に立候補したのは、届け出順に、いずれも無所属で、現職で4期目を目指す小山修作氏(65歳)と新人で会社役員の佐口健二氏(69歳)の2人です。
川崎町の人口はおよそ8200人で、去年人口の減少率が大きく、財政力が弱いとして国から「過疎地域」に指定されています。
選挙戦では、移住の促進や子育て環境の充実といった人口減少対策や、公共事業の入札のあり方などをめぐり、論戦が行われる見通しです。
【加美町長選挙】
加美町長選挙に立候補したのは、届け出順にいずれも無所属で、4期目を目指す現職の猪股洋文氏(71歳)と、新人で自民党が推薦する元衆議院議員の石山敬貴氏(53歳)の2人です。
加美町の人口は2万1000人あまりで、町内で進む風力発電施設の建設をめぐり住民の意見が分かれているほか、中心商店街をはじめとしたまちの活性化が課題になっています。
選挙戦では、風力発電施設の建設の是非や、観光客の増加といった産業振興のための取り組みなどをめぐって論戦が交わされる見通しです。
川崎町長選挙と加美町長選挙の投票は、いずれも今月6日に行われ、即日開票されます。
【村田町長選挙】
一方、村田町長選挙は、無所属の現職で自民党と公明党が推薦する大沼克巳氏(61歳)のほかに立候補の届け出がなく、無投票で大沼氏の2回目の当選が決まりました。
【色麻町長選挙】
また、色麻町長選挙は、無所属で現職の早坂利悦氏(73歳)のほかに立候補の届け出がなく、無投票で早坂氏の3回目の当選が決まりました。