「日本三景の日」 記念イベントで松島の魅力を紹介

日本三景の1つで、宮城県の松島町では、21日を「日本三景の日」として、町の魅力を紹介するイベントが開かれました。

宮城県の「松島」は、湾内に浮かぶ大小260あまりの島々が織りなす美しい景色で知られ、毎年大勢の観光客が訪れています。
「松島」とともに、広島県の宮島、それに京都府の天橋立を「日本三景」の由来となった書物を記した儒学者の誕生日にちなみ、3か所の観光協会が7月21日を「日本三景の日」と決めました。
それを記念して、21日、松島町では町の魅力を発信するイベントが開かれました。
会場では、松島町の特産品などを紹介するパネルが展示されているほか「日本三景」のそれぞれの観光親善大使などが地元の魅力や歴史を紹介していました。
また、航空自衛隊松島基地の飛行部隊で、アクロバット飛行を専門とする「ブルーインパルス」が登場し、集まった人たちがスマートフォンやカメラで撮影していました。
仙台市から孫と訪れた女性は「素晴らしい日本三景の一つの松島が、世界中に知れ渡っていることは自慢でもあり、うれしく思います」と話していました。
また、広島県から訪れた60代の女性は「編隊飛行が並んできれいでした。広島から頑張って来たかいがありました」と話していました。
松島観光協会志賀寧会長は「古来からある日本三景の魅力を掘り起こすために、協力してPRし、全国に発信できればと思います」と話していました。