6月の消費者物価指数 仙台市4.0%上昇

家庭で消費するモノやサービスの値動きをみる仙台市の消費者物価指数は、先月、生鮮食品を除いた指数で食品の値上げなどの影響で、前の年の同じ月より4.0%上昇しました。
総務省によりますと、先月の仙台市の消費者物価指数は、天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が2020年の平均を100として106.8となり、前の年の同じ月を4.0%上回りました。

上昇率は前の月より(5月・3.6%)0.4ポイント上がり、ことし1月以来の4%台になりました。
物価上昇の大きな要因は食品の値上げで、「生鮮食品を除く食料」は前の年の同じ月より9.5%上昇しました。
具体的には
▼食用油などの「油脂・調味料」が16.7%、
▼牛乳や卵、バターなどの「乳卵類」が15.7%、
▼ハムやソーセージなどを含む「肉類」が11.4%それぞれ上昇しました。
値上がりは日用品や衣類などでも相次ぎ、
▽ティッシュペーパーなどの「家事用消耗品」は11.8%、
▽「下着類」は11.6%上がりました。
一方、「電気代」は政府による負担軽減策が続いているため、8.5%下落しました。
ただ、マイナス幅は前の月よりも(5月・21.4%)12.9%縮小しています。