パラ陸上世界選手権 菅野新菜選手7位入賞

フランス・パリで開かれているパラ陸上の世界選手権は、女子400メートル知的障害のクラスの決勝が行われ、宮城県出身の21歳、菅野新菜選手が7位に入賞しました。

フランスのパリで開かれているパラ陸上の世界選手権は4位以内に入ると来年のパラリンピックの出場枠を獲得できます。
大会5日目の12日は、女子400メートル、知的障害のクラスの決勝が行われました。
レース中の“力み”を課題に、上半身の力を抜く練習を重ねてきた菅野選手は、初出場となる世界選手権でトップの選手についていくことを意識したいと、決勝に臨みました。
菅野選手はスタートで勢いよく飛び出し、先頭集団に粘り強い走りで食らいつきましたが伸びず、1分00秒59のタイムでフィニッシュし、7位に入賞しました。
菅野選手は「世界の選手はスピードが速かったです。走る前から不安でしたが、世界選手権はいい経験になりました」と初めての世界の大舞台でのレースを振り返りました。
また、今後の目標について「1分のタイムで走れるように頑張ります」と話していました。