“持続可能な街づくりを” 小学生がSDGs学ぶ 東松島

東松島市の小学校では、国連が掲げる持続可能な開発目標=SDGsについて子どもたちが学ぶ特別授業が行われました。

この授業は、東松島市と東北大学が共同で行っているもので、会場の矢本西小学校の体育館には4年生の児童およそ50人が参加しました。
授業ではまず、SDGsに積極的に取り組む企業が活動内容を説明しました。
このうち、プラスチック製品を作っている企業の担当者は、東松島市では1か月に15トンものプラスチックゴミが出ていると話した上で、トウモロコシを主原料としたプラスチックを活用した製品を作っていて、燃やしたときの二酸化炭素の排出量を抑えることを実現していると企業としての活動について説明していました。
このあと、東北大学大学院の劉庭秀教授が講義を行い「人口が減る中でも、この街を残していくために身の回りのゴミをどうしていくのか考えて、持続可能な街作りを行ってほしい」と呼びかけました。
参加した女子児童は「トウモロコシを使ったプラスチックがあることに驚きました。プラスチック製品をどう減らしていけるのか、家族とも話そうと思います」と話していました。