不登校など “子どもが安心して過ごせる施設” 白石に開設へ

ひとり親家庭や不登校などの子どもたちが、家庭や学校以外でも安心して過ごせるようにと、白石市に新たな施設が開設されることになりました。

「子ども第三の居場所」と呼ばれるこの施設は、ひとり親家庭や不登校などの子どもたちに、放課後、学習支援をしたり食事を提供したりする場所として、日本財団が全国で設置を進めています。
この施設が白石市にも開設されることになり、5月、白石市役所で山田裕一市長や、施設を運営するNPO法人の担当者などが協定書を取り交わしました。
施設は2階建てで、子どもたちが自由に学習したり食事をしたりするスペースのほか、浴室なども設けられる予定です。
利用できるのは、市内に住む小学生で、▽経済的に困難な状況にある場合や、▽不登校などで放課後児童クラブが利用できない場合などです。
施設は来年3月に開設される予定です。
白石市の山田裕一市長は、「子どもたちが安心して学習し、温かいご飯を食べ、お風呂にも入ることができる施設で、大きな支援になることを期待している」と話していました。