東北道4人死傷事故 バス 走行車線にはみ出して停車か

東北道4人死傷事故 バス 走行車線にはみ出して停車か

栗原市の東北自動車道で、エンジントラブルで路肩付近に停車していたバスに大型トラックが追突し、4人が死傷した事故で、バスは走行車線にはみ出した状態で停車していた可能性があることが警察への取材で分かり、警察は事故の状況を詳しく調べています。

この事故は今月16日の午後8時すぎ、宮城県栗原市の東北自動車道の下り線で路肩付近に停車していたバスに大型トラックが追突したもので、バスの乗客のネパール人の男性2人とバスを運転していた56歳の運転手の女性のあわせて3人が死亡し、大型トラックを運転していた30歳の男性が大けがをしました。
警察によりますと、バスはエンジントラブルで路肩付近に停車し、乗客の外国人留学生40人全員が車外に出ていて事故が起きたとき、死亡した留学生2人はエンジンがあるバスの後部に回り込んで運転手の点検作業を手伝っていたということです。
その後の調べで近くにいた別の留学生らの証言などから、バスが走行車線にはみ出した状態で停車していた可能性があることが警察への取材で分かりました。
警察は2台の車両に設置されていたドライブレコーダーの分析などを進め、事故の状況を詳しく調べています。